カーテンのカビ

 大きなガラス窓のカーテンは、冬の間の暖房による結露や加湿器による過剰な水蒸気の結露などが原因でカビが生えることがあります。特にレースのカーテンと遮光カーテンをかけているとレースのカーテンが室内から見えないため、知らないうちにレースのカーテンの広範囲にカビが発生します。
 カビは繊維の表面や隙間にしっかりと入り込んでいるため洗濯では取れません。また、レースのカーテンはもみ洗いなどの強い力をかける洗い方は生地を傷めてしまうためできません。
 レースのカーテンは塩素漂白によるカビ除去をすることができます。次亜塩素酸ナトリウムを使うので色抜けしたり、生地を傷めたりする場合があります。また、レースのカーテンは、直射日光や紫外線を直接受けていますので、経年劣化により生地が傷んでいる場合があり、これらのレースのカーテンは塩素漂白剤や洗濯工程のトラムの回転に生地にかかる力で破れることがあります。
 当店では、カビたついてしまったカーテンを拝見し塩素漂白ができるのか、どのようなリスクがあるのか等をご案内いたします。それらのリスクをご了解いただければ別途料金をいただいて、漂白することもできます。ぜひご相談ください。
対象は、白地のレースのカーテンです。

2020年06月28日