梱包材(法人向け)

事前に知っておきたいことチェック ※梱包ジャバラ・キルティングなど

梱包ジャバラ、キルティングが、洗えるものか、洗えないかを知る上でいくつかのチェックポイントがあります。

1.素材について
2.形状について
3.梱包材の汚れを確認しましょう

洗濯しましょう
  1.洗濯機のサイズ
  2.洗剤を選ぶ
  3.洗濯時の水温
  4.柔軟剤



1.素材について

 梱包ジャバラ、キルティングの素材は、使いやすさ、強度や梱包する本体に傷をつけにくいなどの理由で、ほとんどがポリエステルです。伸縮性を出すため一般的にポリウレタンが含まれています。
 伸縮性を出すためポリウレタンが使われている場合は、ドライクリーニング(※溶剤による)はできません。また、塩素系の漂白剤は、使用できません。洗剤の残留は素材の劣化を早める原因になる場合があります。


2.形状について

  梱包ジャバラ・キルティングは、厚さや素材・形状にもよりますが、一般的に3~4枚ぐらいまで、まとめて洗うことができます。
梱包材としてハードな使い方をされるため、どちらもしっかりと縫い合わせ(キルティング)をされており、業務用大型洗濯機による温水洗いに耐えられる素材・形状です。
 なお、使い込んでくると、キルティングの糸が切れたりしますが、弊社の温水洗いクリーニングで洗浄すれば、買い替えずに長く、清潔に使うことができます。


3.梱包ジャバラ・キルティングの汚れを確認しましょう

 新商品の運搬時や、引っ越しには、欠かすことのできない養生用の梱包ジャバラやキルティングは、製品をカバーすることから運搬時の擦れ汚れや、運送トラックの荷台内の床の汚れなど、数回の使用でも少しづつ汚れてきます。
 新築の家に引っ越しする場合や、特に高級品の運搬時には、梱包材の汚れが気になることがあります。
 雨が降ってしまったり、何らかの原因で油汚れが付くこともあるでしょう。
これらの汚れは、温水と強力な業務用洗剤でクリーニングするのが最適です。


洗濯しましょう

 洗濯機は、横ドラム式で密閉型を選びます。梱包ジャバラ・キルティングのサイズや枚数に合わせて洗濯機の容量を選びます。
伸縮性を出すためポリウレタンを素材に使用している梱包ジャバラなどは、ドライクリーニング(※溶剤による)ができません。
また、塩素系の漂白剤は使えません。洗剤成分の残留が劣化の原因になる場合がありますので、すすぎもしっかりします。
汚れなどが気になり場合、手洗いによる部分洗いは、強い揉み洗いを避けてください。ポリウレタンの部分的な伸縮性を損なう場合があります。
水温は、40℃程度が推奨されています。


1.洗濯機のサイズ

  横ドラム式で密閉型の洗濯機のサイズは洗濯する梱包ジャバラ・キルティングのサイズや枚数で選びます。一般的に洗濯機のサイズは、15~17kgで梱包ジャバラMサイズを1枚、25~27kgで梱包ジャバラMサイズを3枚洗うことができます。
 梱包ジャバラやキルティングは、形やサイズがまちまちですから、洗濯機のサイズ選びは、まとめて最適な量で洗うように注意しましょう。


2.洗剤を選ぶ

 すれ汚れ主体ですので、弱アルカリ性の業務用洗剤をお勧めします。弊社では、東みずほ台店のコインランドリーでも「コインランドリー式クリーニング」の竹間沢店でも弱アルカリ性の洗剤を使用しています。竹間沢店では、業務用液体洗剤と粉末状の2種類の洗剤を組み合わせ、洗浄力を強化しています。


3.洗濯時の水温

 ポリウレタン素材が伸縮性を出すために使用されている場合は、40℃程度が推奨されています。すれ汚れ、油汚れなどは、体温か少し高めの水温で洗うと油脂分が効率よく溶けだし、洗剤の主成分である界面活性剤に取り込まれてよく落ちるといわれています。洗剤自体も温水のほうがよく溶け込みます。特に冬には水道水の温度が下がりますので、汚れが溶け出しにくく粉末洗剤も溶け込みにくくなります。
当店では、洗濯時、時期を問わず給水温を40℃~45℃に設定することで理想的な洗濯をしています。


4.柔軟剤

  柔軟剤もふんわりとした仕上がりと静電気抑制のためにお勧めします。
当店では、においの少ない柔軟剤を使用していますが、気になる方は、お申し出ください。


まとめ

 当店では、横ドラム式の業務用洗濯機を使用しています。洗剤・水温・洗濯時間を洗濯物や汚れに合わせ調整し、たたき洗いによる物理的な力が洗濯物に大きなダメージを与えることなく汚れをきれいに落とせるようにしています。

 また、コインランドリー式クリーニングでのおすすめは、まとめ洗いです。洗濯物のいろいろな組み合わせで、各機器の容量に合わせて最適に洗濯や乾燥ができる範囲でいっぱいまで入れると割安にクリーニングすることができます。