店長ブログ

※店長ブログは、約15年にわたる店長自身の経験の中から知りえた情報です。そのため、科学的見地から検証されていないものもあります。できるだけ正しい記述を心がけておりますが、情報の過不足や、期せずして偏った見地になってしまったことによる正確でない記述が発生する場合があります。予めご了承ください。
 また、間違い等にお気づきの場合は、ご指摘いただくともに科学的検証の基になる情報も併せてお知らせください。
 ただし、ご指摘いただいても当方で科学的検証が確認できない期間は、掲載を変更なしに継続する場合もあります。この件も併せて、予めご了承ください。

ブログ一覧

見えない洗濯表示タグ

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  長く使っていると、洗濯表示タグの内容が消えてしまい、見えなくなるものがあります。洗濯をする上で、洗濯表示タグが見えないと洗濯できるかどうかも判断ができません。最悪の場合、洗濯によるダメージで使えなくなってしまうものもあります。
 寝具類やカーペットなどは、特に注意が必要です。
 洗濯表示タグが見えない場合は、当店にご相談ください。洗濯物を拝見して今までの経験に基づいたアドバイスをさせていただきます。

2020年09月24日

掛布団・こたつ布団(ポリエステル中綿)の洗濯

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 詰め物(中綿)がポリエステルの掛布団やこたつ布団は、皆さんがよくつかわれている寝具類の一つではないでしょうか。キルティングがされているものは、業務用洗濯機で洗うことができます。
 掛布団は、エリまわりの汗・皮脂汚れ、こたつ布団は、上面の食べこぼし、裾まわりのすれ汚れなど、ひとシーズン使うとそれなりに汚れてきます。これらの汚れは、温水で洗うときれいになるものがほとんどです。ぜひ洗いましょう。
 洗う上でのポイントは、型崩れをなるべく抑えることです。キルティングでしっかりと詰め物(ポリエステル中綿)が縫い付けられていると洗っても中綿が大きくずれてしまうことはほとんどありません。しかし、四隅の角の部分の綿はズレてしまい団子のように丸く固まりになってしまったり、一部がちぎれてしまう場合があります。
 これらの型崩れを防ぐには、四隅を仮止めすることが有効です(写真参照)。ただし、側生地の種類や劣化の状態、布団の形状などで、仮止めすることにより布団自体を傷つけてしまうことがありますので、注意が必要です。
 当店では、フェルト生地のあて布を使い仮止めをします。これによって仮止めした後に糸穴は残りますが、側生地を大きく傷つけることを抑えることができます。側生地の状態でできないこともありますが、お客様のご希望により仮止めをいたしますので、ご相談ください。

2020年09月24日

夏物寝具類の洗濯

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 9月も半ばを過ぎ秋分の日が近くなってくると、少しづつ涼しくなってきます。今年の夏も連日猛暑日が続く大変暑い夏でした。肌掛け布団、綿毛布、敷パッドやシーツ、枕カバーなどなど、夏汗と皮脂の汚れが気になるのではないでしょうか。汗をかいた寝具類を天日干しすると汗の水分は取れますが、皮脂が残り蓄積してきます。皮脂汚れが残ったまま来シーズンまでしまっておくと黄ばみやにおいの原因になります。黄ばみは、時間がたつと洗剤では落ちません。
 しまう前に洗濯をお勧めします。当店では、40℃~45℃の温水洗いができます。特に竹間沢店は、汚れ具合により専用の業務用洗剤を追加したり、洗濯時間を長く調整したりしながら汗皮脂汚れをきれいにすることができます。
敷布団も洗える形状と洗える中綿のものであれば、同じように下処理をし洗濯することできれいにすることができます。
 また、9:00~13:00の間に持って来ていただければ、当日仕上げも可能です。(※繁忙期や忙しい日には受付を早めに終了する場合もあります。)
 例年、お客様には大変喜ばれております。ぜひご来店ください。

2020年09月11日

カーテンのカビ

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 大きなガラス窓のカーテンは、冬の間の暖房による結露や加湿器による過剰な水蒸気の結露などが原因でカビが生えることがあります。特にレースのカーテンと遮光カーテンをかけているとレースのカーテンが室内から見えないため、知らないうちにレースのカーテンの広範囲にカビが発生することがあります。
 カビは繊維の表面や隙間にしっかりと入り込んでいるため洗濯では取れません。また、レースのカーテンはもみ洗いなどの強い力をかける洗い方は生地を傷めてしまうためできません。
 レースのカーテンは塩素漂白によるカビ除去をすることができます。次亜塩素酸ナトリウムを使うので色抜けしたり、生地を傷めたりする場合があります。また、レースのカーテンは、直射日光や紫外線を直接受けていますので、経年劣化により見た目以上に生地が傷んでいる場合があり、これらのレースのカーテンは塩素漂白剤や洗濯工程のトラムの回転に生地にかかる力で破れることがあります。
 当店では、カビがついてしまったカーテンを拝見し塩素漂白ができるのか、どのようなリスクがあるのか等をご案内いたします。それらのリスクをご了解いただければ別途料金をいただいて、漂白することもできます。ぜひご相談ください。
対象は、白地のレースのカーテンです。

2020年06月28日

コインランドリーの洗濯乾燥機

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 コインランドリーには、洗濯機・乾燥機の他に、洗濯と乾燥を続けてできる「洗濯乾燥兼用機」があります。一度洗濯物を入れて洗濯乾燥コースを選ぶと、乾燥終了まで自動で進むので、大変人気があります。
 弊社のコインランドリーでも、サイズの違う機械で3台導入しており、これらの洗濯乾燥兼用機の利用率が高くなります。ただし、本来は同じ質量の洗濯物でも洗濯と乾燥では最適なドラムの大きさには違いがあります。洗濯のためにはある程度洗濯物を詰め込んでも問題はありません。ところが、効率よく乾燥するためには熱風を衣類と衣類の間にある程度の余裕を持って通さなければなりません。そのため同一のドラムで洗濯と乾燥をすると、洗濯のため必要なサイズより大きいドラムで洗濯をし、乾燥のために必要なサイズより小さいサイズで乾燥することになってしまいます。
 ですので、本来であれば、洗濯・乾燥専用機としてのご利用をおすすめいたします。ただし、ものによっては、洗濯乾燥コースを使い、仕上げの乾燥のみを短時間、乾燥専用機を利用するのがよいものもあります。
 なお、洗濯乾燥コースをご利用の場合は、洗濯物を詰めすぎないようにしましょう。寝具等大物の場合は洗濯乾燥専用機のご利用をお勧めします。洗濯乾燥兼用機は、寝具類の乾燥にはドラム容量が小さすぎるため乾燥むらが発生し、洗濯物の一部に湿気が残ってしまいます。

2020年06月09日
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