法人向け

バーコード管理と耐洗名前シールの作成

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 従業員のユニフォーム・作業服の管理は、従業員任せの「自宅へ持ち前りでの洗濯」では、それ程労力を取られるものではないでしょう。ただし、自宅での洗濯には課題があります。ペットの毛などの異物混入、ウィルス感染の疑いのある家族からの汚染などです。
 これらのリスクを避けるためには専門業者によるクリーニング一括管理が有効ですが、これらのサービスを導入すると、会社によるユニフォーム・作業服の管理システムが必要となってきます。
 弊社では、これらの管理の労力を軽減するため、ユニフォーム・作業服のバーコード管理を導入いたしました。今年4月からの試験導入し、運用上の経験を積み上げ運用にかかわる検討を重ねることを経て、実際の運用を始めました。
 このバーコード管理を導入すると、食品工場様などの「HACCP制度に基づいた衛生管理」を遵守した運用が容易になるだけでなく、各社員の着用状況や各ユニフォーム・作業服の経年劣化管理など会社側の管理が大変楽になります。
 導入にかかわる費用や導入までの準備などの作業と時間など、いつでもお問い合わせください。
また、クリーニングによる一括管理を導入しなくても、耐洗名前シールをユニフォーム・作業服や帽子などに貼り付け、従業員同士の利便性の向上や従業員の名前確認に利用する場合もあり、弊社では、耐洗名前シールの作成と貼り付けのみでもお手伝いいたします。

2024年10月26日

集配型作業服クリーニング

❝洗タクハイ❞とは
 1.料金が安い。作業服上下セットで\500円(集配付き、消費税込み)
   個人申し込み、個人負担でもOK
 2.汚れがしっかり落ちる
 3.当日、または翌日お届け
 4.事業所様の手間いらず
 5.少数から、会社単位の依頼も承ります。
 6.退職者の作業服クリーニング


作業服・ユニフォーム管理で悩み事はありませんか。

 ご自身で会社側から提供された作業服・ユニフォームを洗濯するのが大変だと感じたことはありませんか?洗濯頻度を減らしたいと思ったことはありませんか?ご家族の洗濯物と分けて洗うなどの手間をかけていませんか?
 レンタルやリースのユニフォームなど、すべて会社管理で統一している事業所はともかく、各従業員様による自宅での洗濯などの個人管理に任せている場合、洗濯頻度の個人差や洗濯自体のやり方などで、事業所から見た期待内の範囲で管理できていない従業員の方はいないでしょうか?
また、短期派遣社員の方など事業所側からの管理がうまく届いていない従業員の方はいないでしょうか?
 個人管理に任せていた事業所が、すべての従業員の作業服・ユニフォームを一度に会社管理に変更するには、大変な費用が発生します。事前に準備するための相当程度の期間や、費用を賄うための取引先との値上げ交渉の労力などを考えると簡単には進めることはできません。
 そのような事業所様に向けたサービスが、弊社の”洗タクハイ”「事業所向け宅配型洗濯サービス」です。


1.費用の問題を最小限にします。
 クリーニング費用は、作業服上下セットで、¥500円(集配付き、消費税込み)という料金です。週一か週二で利用してみませんか?各従業員様から弊社への直接支払い(現金・各種のキャッシュレス可)の個人負担ですから、各従業員様のその時の都合で申し込むことができます。もちろん事業所様からの申し込みやお支払いでもお受けいたします。
※注意 これらの料金を実現するため、このサービスの対象地域は、弊社の竹間沢店からの近郊や一部地域に限定されます。
    また、お湯(40~55℃)と汗皮脂に強い2種類の業務用洗剤での業務用洗濯機洗い、タンブラー乾燥でアイロンがけはありません。
    このサービスで取り扱える作業服・ユニフォームはこの範囲内でクリーニング仕上げ出来るものに限ります。
    上下片方だけでも料金は変わりません。上着2着やズボン2着もお受けいたします。厚手でないつなぎも1着で作業服上下セットの料金です。
    その他、作業用の防寒服や特殊な作業服についてはご相談ください。

2.家庭で洗うより油汚れもしっかり落ちる
 クリーニングでは、熱いお湯と業務用特殊洗剤、アルカリ剤を使い、汗皮脂汚れから油汚れまでしっかり落とします。家庭に洗濯では、どうしても繊維の奥に残ってしまう汚れも取れますので、汚れ落ちが実感できます。きれいな作業服を着て明るい気持ちで毎日始業できるでしょう。
 毎回ではなく、月に数回クリーニングするのも費用を抑える上で効果的です。

3.当日または、翌日お届けを実現します。
 クリーニングに日数がかかると、その分だけ予備の作業服が必要です。タンブラー乾燥機による完全乾燥でアイロン掛けをしないなど、当日または、翌日返却を実現するため一般のクリーニング店とは違いますが、2023年実績で30万着以上の作業服・ユニフォームをクリーニングしています。
※注意 これらのサービスを実現するため、このサービスの対象地域は、弊社の竹間沢店からの近郊や一部地域に限定されます。

4.事業所様の手間がかかりません
 事業所様に、設定時間内で弊社社員が出入りできるところへ集荷のための回収袋やお届け場所を決めていただくことで、回収からお届けまで事業所の社員の方々が関わらずにサービスを完結することができます。
※注意 クリーニングを依頼する各従業員様には、回収袋へ使用済み作業服を投入後弊社へ必ず回収依頼の連絡が必要です。

5.事業所様からの依頼も承ります。
 会社で一部の部署などのクリーニング依頼も承ります。月単位の請求・お支払いなど、事業所様の都合に合わせた運営にも対応いたします。
社員名での管理やバーコードシールによる管理も弊社のシステムで完結できます。
※社員名のシールやバーコード管理には、別途費用が発生いたします。

6.退職者の作業服クリーニング
 貸出している作業服は、退社時に返却しなければなりません。事業所によっては、クリーニング後の返却を求められます。また、返却後、再使用可能であれば事業所側でクリーニングをして、また貸出することもあるでしょう。
 派遣社員の方々は、就業期間が過ぎたり自己都合による退職に至った場合など、クリーニング後の返却を求められるでしょう。
❝洗タクハイ❞は、個人でも事業所ごとでも申し込み・支払いができますので、ご利用いただけます。

2024年11月04日

つなぎ服クリーニング

つなぎ服をクリーニングに。そのメリットとデメリット
 つなぎ服は、施設内に洗濯機を設置して社内で洗濯する方法と、社員が自宅へ持ち帰り洗濯する方法で管理している事業所が多いのではないでしょうか。
これらの方法とクリーニング業者に任せる方法では、いくつかの違いがあり、その違いが多くの場合メリットといえるでしょう。
しかし、違いがデメリットになることもあります。

1.洗濯管理の時間が省ける
2.汚れ落ちに大きな差がある
  事業所や家庭では
  クリーニング所では
3.直接的な費用が発生する(デメリット)
4.まとめ
5.「コインランドリー式クリーニング」に依頼すると


それぞれのメリット・デメリットを詳しく見てい行きます。

1.洗濯管理の時間が省ける
 施設内に洗濯機を設置して洗濯すると、本来の業務以外に従業員による洗濯のための労働時間が必要になります。洗濯機のスイッチを入れコースを選んで洗剤を投入すれば、脱水まで手をかけずに終わりますが、取り出して干す作業と取り込んでたたむ作業があり、意外と時間がかかります。
自宅に持ち帰ってする場合も同じように時間がかかります。どちらの場合も「時は金なり。」ですので、見えない費用が発生しているといえます。

2.汚れ落ちに大きな差がある
 洗濯の3要素とは、「水温・洗剤・物理的な力」と言われています。

事業所内や家庭で洗濯すると・・・
水温:
常温水、特に冬などは水道水も低温になりがち。
洗剤:
家庭用の市販洗剤。作業服洗いに特化した市販の洗剤でも、いろいろな安全性の面から洗浄力にはどうしても制限が出てきてしまいます。
物理的な力:
付着した汚れの中には、洗剤だけでは作業服の繊維から引きはがすことができないものもあります。それらの汚れを水の中に浮かせ洗剤で取り込むためには、洗剤が含まれた水中で作業服を揉みこみ汚れを浮かせる必要がありますが、家庭用の洗濯機の回転力と水流では充分ではありません。

クリーニング所では・・・
 汚れの種類により3要素の強さの組み合わせは少しづつ変わりますが、クリーニングでは、この3要素どれもが高いクオリティーで洗濯が行われます。また、汚れの種類に合わせて3要素の組み合わせを的確に変えることができます。

水温:
時期にかかわりなく、管理された通常40℃以上の温水を使います。事業所によっては、会社名やロゴ入りの作業服があり、プリントの種類により、あまり高い水温を使うことができませんが、そのようなものがなく可能である場合は50℃以上の高温水洗浄をします。
洗剤:
クリーニング所では、クリーニング師の資格を持った者が安全や環境にも責任をもって対応することで、一般には出回らない洗剤やアルカリ剤などを使うことができます。また、お預かりした作業服の洗濯表示タグ・素材・形状をチェックしそれらの要素に合わせた洗剤の組み合わせを選択します。その上、洗濯機では取れない汚れは部分洗いや染み抜きをして汚れを落として行きます。
物理的な力:
横ドラム式業務用の大型洗濯機で、適切な時間をかけて洗濯することで理想的な力をかけることができます。会社名やロゴのプリントが弱い場合は、傷めることがないように物理的な力を調整します。手洗いによる部分洗いや染み抜きは、汚れていないところへは力をかけずに、汚れ部分だけに物理的な力を加えることで作業服を傷めることなく汚れを落とします。

その結果、汚れ落ちに大きな差が生まれます。

3.直接的な費用が発生する(デメリット)
 クリーニングに出すと必ず費用が発生します。汚れた作業服をきれいにする対価として支払うものですので、その対価が汚れ落ちや、事業所・家庭で洗濯する時間や労力と見合うかが大切な判断基準になるでしょう。
そのため、どのような場合にクリーニングに出すか決めておくこともできます。
A.家庭用洗濯機では落ちない汚れがある
事業所や家庭で洗濯では取れない汚れとして代表的なものは、強い汗皮脂汚れ、油汚れ、蓄積した擦れ汚れなどです。
B.シーズンが終わる時
夏服と冬服、防寒着などは、シーズンごとに使い分ける作業服ですが、シーズン終了後次のシーズンまで汚れが残った状態でしまい込むと、匂いや黄ばみが発生します。
C.家庭用洗濯機では、サイズが小さい
防寒着や、つなぎ服は、一着当たりが大きくきれいに洗浄する上で家庭用の洗濯機ではうまく回せない時があります。

4.まとめ
 プロのクリーニングを利用することで、料金が発生するものの、事業所や家庭での洗濯では落としきれない汚れを取ることができ、作業服の管理をする労力や時間を他に回すことができます。
 通常の洗濯で管理できているのであれば、コストをかけてクリーニング依頼をすることはありませんが、一方で、コストに見合うクオリティのあるクリーニングや労力の削減ができるのであれば、これらの機会にプロのクリーニングを利用することはその対価を払っても十分価値のあるものといえます。

5.「コインランドリー式クリーニング」に依頼すると
 らくらくランドリーの「コインランドリー式クリーニング」は、コインランドリーの最大のメリットである「安い費用で洗濯できる」と、クリーニング所のメリットである「プロのクオリティできれいに洗える」が同時に叶えることです。

A.安い費用で洗濯できる
コインランドリーのようにいくつかのサイズの業務用洗濯機と乾燥機を何台も用意することで、ご依頼いただく作業服の量にかかわらず効率的な機器の運用を実現できるため費用を抑えることができます。
また、集配費用も地域を限定し適切なルートを設定することで抑えています。
B.プロのクオリティできれいに洗える
クリーニング師の資格を持ち長年の経験実績をもとに、汚れの量や質、洗濯方法の見極めと洗濯の3要素の適切な組み合わせにより、理想的なクリーニングをしています。
また、常に新しい素材やデザインの出現に合わせて適切な洗濯方法をクリエイトしています。

2024年12月01日

ノロウィルス感染

ノロウィルス感染の疑いがある事案が発生したら

 食品の製造や保存、運搬に関わる事業所内で、従業員の嘔吐などが発生した場合、ノロウィルス感染を疑った上で、二次感染が広がらないように適切な処理をしなければなりません。
ノロウィルスの特徴、感染経路、感染した時の症状、消毒方法や予防方法については、一般的に知られています。
しかし、感染疑いのある従業員や、感染疑い事案が発生した現場で、処理等に対応した従業員のユニフォームの取り扱いと消毒方法については、不安があるのではないでしょうか。
クリーニング業法に基づく消毒処理をすることで、二次感染を防ぐと同時に、衛生管理上の対外的なリスクを最小化することができます。

嘔吐物等の処理
 嘔吐物等の処理は、処理をする職員自身、事業所内の他の従業員への二次感染拡大を防ぐため、適切な方法で迅速、確実に行うことが必要です。
ノロウィルスの消毒には、アルコールや逆性石けんでは十分ではありません。塩素系漂白剤の次亜塩素酸ナトリウムを使い消毒します。
実際に事案が発生した時は、あらかじめ、消毒用の次亜塩素酸ナトリウム、使い捨て手袋、マスク、ガウンやエプロン、拭き取るためのペーパータオル、専用バケツ、ビニール袋、その他必要なものを用意します。

1、まず最初に、汚染したと思われる場所に関係者以外の人が近づかないようにします。
2、処理をする人は、使い捨て手袋とマスク、エプロンやガウンを着用します。
3、嘔吐物などは、使い捨てのペーパータオル等で汚染された場所の外側から内側に向けて拭き取ります。拭き取り面を折り込みながら飛散しないようにていねいに拭き取ります。この時、同一面でこすると汚染を拡大するので注意してください。
4、使用した使い捨てペーパータオル等はすぐに廃棄用のビニール袋に入れます。ビニール袋には、1000PPM (0.1%)の次亜塩素酸ナトリウム溶液をしみこむ程度に入れて消毒処理します。
5、嘔吐物が付着していた床とその周囲を1000PPM(0.1%)の次亜塩素酸ナトリウム溶液を染み込ませたペーパータオル等で覆うか、浸すように拭きます。※次亜塩素酸ナトリウムは、強い漂白作用がありますのでカーペットなどは変色することがあります。鉄などの金属は腐食するので消毒終了後10分程度で水拭きをします。
6、手袋は付着した嘔吐物が飛び散らないよう、表面を包み込むように裏返してはずします。その手袋は、使ったペーパータオルと同じように処分します。

着衣により二次汚染の防止
 汚染の疑いのある着衣(ユニフォーム上下、エプロン、帽子など)を取り扱う時は、必ず、使い捨てのビニール手袋とマスク、エプロンを着用し、汚物が直接肌に触れたり、飛沫を吸い込んだりしないよう防護してください。
1、汚染の疑いのある着衣に付着した嘔吐物などは使い捨てペーパータオルなどでできるだけ取り除きます。
2、使用した使い捨てペーパータオル等はすぐに廃棄用のビニール袋に入れます。ビニール袋には、1000PPM (0.1%)の次亜塩素酸ナトリウム溶液をしみこむ程度に入れて消毒処理します。
3、その後、汚染の疑いのある着衣は、専用のビニール袋に入れしっかりと縛って封をします。
4、もう1枚新しいビニール袋を用意し、汚染の疑いのある着衣を入れ縛ったビニール袋ごと、その新しいビニール袋にもう一度入れ、しっかりと縛って封をし、ビニール袋を二重にして、消毒処理までの持ち運び時に二次汚染が起きないようにします。このビニール袋に入れる作業時に周囲を汚染しないよう十分に注意してください。
5、ビニール袋には、消毒が必要な着衣である旨、明記してください。
6、ビニール袋に二重に入れた状態で引き渡しを受け、弊社の「指定洗濯物取扱施設」にて消毒処理をします。消毒の必要な洗濯物の引き渡しは、一般の洗濯物と分けて受け渡しをします。

着衣の消毒とクリーニング
 消毒処理は、次亜塩素酸ナトリウムを使用し、水温30℃以上で、その遊離塩素250ppm以上の水溶液中に5分間以上浸すことで行います。
条件として、①終末遊離塩素濃度が、100ppmを下らないこと。②終末水温が30℃を下らないこと。③消毒する洗濯物が十分に浸る水量であること。が求められます。
また、消毒する洗濯物を確認し、著しい汚れがある場合は、消毒槽で洗い落とし十分なすすぎを済ませてから消毒処理工程に入ります。

消毒処理の行程
1、消毒する洗濯物の量から、消毒槽の水量を算出設定し、給湯温度45℃設定で給湯します。
2、設定した水量から、250ppmの濃度になる次亜塩素酸ナトリウムの原液を用意し(※次亜塩素酸ナトリウム製品により原液濃度に違いがある。)、消毒槽の温水とよく混ぜる。
3、消毒する洗濯物を消毒槽に入れよく浸す。
4、タイマーを5分に設定し、洗濯槽のかくはんをしながら、消毒を始める。
5、タイマーが5分を経過したら、温度計を水中に差し入れ、水温が30℃以上に保たれていることを確認する。
6、塩素濃度試験紙を使い、有効残留塩素濃度が100ppm以上であることを確認する。
7、水温が30℃以下の場合、または有効残留塩素濃度が100ppm以下の場合は、もう一度消毒作業をやり直す。
8、消毒処理記録簿に、依頼先、日付、時間、終末水温、終末塩素濃度を記録する。

これらのクリーニング業法に基づく消毒処理をすることによって、二次感染を防ぐと同時に衛生管理上の対外的なリスクを最小化しましょう。

ノロウィルス感染の疑いのある事案が発生したら
問合せ、または連絡先:049-293-2585

2025年02月24日